お産について(お産に向けてやっておくこと・お母さんの変化)
お産について「お産に向けてやっておくこと」
お産が近づいてきた「お母さんの変化」についてのお話しです。
お産に向けてやっておくこと
・入院荷物の準備
ペットボトルにつけるストロー、使い捨てカイロ、リップクリーム
お気に入りのCD、食べたいもの・食べられそうなもの・飲み物(甘い飲み物があると元気が出ます)
等があると、陣痛時に助かりますよ!
・育児用品の準備
・タクシーや実家などの連絡先の確認
・入院中の家事、上のお子さんの世話の確認
ゴミの日、保育園や幼稚園の準備等の確認
・体力・体作り
ウォーキング、妊婦体操、操体法(マタニティテキストを参考に毎日1~2回是非行ってください)
・冷えの改善
靴下を履く(足首が覆え、三陰交のツボ辺りまで長さがあるもの)、お風呂に入る(のぼせない程度で)、
冷たい飲み物・食べ物は控える、 冷房に注意する、足裏のマッサージをする、
手足の先だけほてるのも体が冷えているそうですよ!
・リラックスする
もうすぐ赤ちゃんに会えるという楽しみなことを考えて、心配し過ぎないようにしましょう。
好きな音楽を聴いたり、ゆったり散歩してみたり、落ち着く好きなことをして過ごしてみるといいかもしれません。
お母さんの変化(以下のようなことが起こることがあります)
体の変化
・頻尿:赤ちゃんの頭が下がり膀胱を押してきます
・前駆陣痛:不規則な子宮の収縮(お腹の張り)です。
オキシトシンという子宮を収縮させるホルモンの指令に、子宮が反応するようになってきます。
お腹の張りが5分おきになってみたり、10分以上間隔があいたり、張らなくなったり、
数時間しておさまったりもします。
・お通じがゆるくなる:プロスタグランジンという子宮を収縮させる物質の作用で、お通じが
ゆるくなることがあります。
・夜間よく目が覚める:赤ちゃんとの生活の準備で、エンドルフィンという物質が増加しています。
生後3~4か月の赤ちゃんは夜型です。その生活に合わせられるように体が準備しています。
・子宮口が柔らかくなる:時々お腹が張るようになり、子宮口という子宮の出口が柔らかくなり、準備をします。
おりものが多くなったり、「おしるし」と言われる少しの出血が見られることもあります。
出血が多かったり、サラサラ流れるような場合にはご連絡ください。
こころの変化 (赤ちゃんを迎えるお母さんの体のメカニズムで、正常な変化です。)
・お産のことを考えて楽しみになったり怖くなったりすることがあります。
・パートナーや周囲の人の言葉に敏感になることがあります。
・親になること、子供が増えることへの不安が大きくなることがあります。
・そわそわしてきたり、家の片付けをしたくなったりすることがあります。